アロマテラピーでは基本中の基本ともいえる、ラベンダー・アングスティフォリア。真正ラベンダーとも呼ばれます。
最初に買う精油としてもおすすめですし、1本は持っておいてほしい、とても役に立つ精油です。
Lavender | ||||||||
学名 Lavandula angustifolia/Lavandula officinalis(ラワンデュラアングスティフォリア/ラワンデュラオフィキナリス)
科名 シソ科 |
ラベンダーはワインのような楽しみがある
どの精油もそうなのですが、原料が採れた場所、採れた時期によって出来上がった精油の香りは微妙に違います。
ワインと同じで、同じ土地のぶどうでもその年の気候によって出来上がったワインの味わいは違いますよね。
精油も原料は天然ハーブですから、気候などによって成分に微妙な差が生まれるのです。
ですから、同じメーカーの精油でもロットが違えば微妙に香りが違いますし、メーカーが違えば尚更です。
私はラベンダーだけで3〜4本あるのですが、たとえばフランス産とブルガリア産では香りの強さが違い、日中の芳香浴は香りの強いブルガリア産、寝るときは香りの優しいフランス産などと産地で使い分けることもあります。
ラベンダーでスキンケア
ラベンダーには抗菌作用があり、皮脂のバランスも取ってくれるので、スキンケアに使うのもおすすめです。
化粧水やクリームなど、手作りコスメにラベンダーを使ってみましょう。
ラベンダーのシアバター
シアバターとホホバオイルで簡単手作りクリームを作ります。
クリーム容器にシアバターとホホバオイルを半々くらいずつ入れて、湯煎します。
シアバターが溶けたらラベンダーを加えて竹串などでよく混ぜてからそのまま冷まします。
精油の量は、クリーム小さじ1あたり1滴です。
ラベンダーで寝る前の芳香浴
ラベンダーといえばやっぱり鎮静作用です。
華やかなフローラル調の香りは心を落ち着かせてくれます。
優しい香りに包まれて、リラックスした気分になれるでしょう。
ちょっとした火傷にもラベンダー
ラベンダーの瘢痕(はんこん)形成作用は細胞の成長を促し傷を修復するはたらきのこと。
スキンケアにもいいけれど、ちょっとした火傷にも使えます。
私は料理をしていて油がはねてしまった時などに、ラベンダーを塗ってます。
痛みも引きますし、跡も残りません。
※あくまでも私の体験であり、火傷の治療に精油を推奨するものではありません。
ラベンダーとブレンドするのにおすすめのアロマ
ラベンダーは大体なんでも合うのですが、やはりオレンジスイートとのブレンドが鉄板です。
認知症予防にもよいとテレビでも取り上げられていましたね。
また、同じフローラル系のゼラニウムやカモミールローマンともあいます。
合わせやすい精油なので、お好みの精油とブレンドを楽しんでください。
こんな時、どんなアロマがいい?と悩んだら、こちらのレポートも参考にしてみてください。