Roman Chamomile | ||||||||
学名 Anthemis nobilis
科名 キク科 |
◆禁忌
妊娠中の人は使用を避ける
キク科の植物なのでブタクサアレルギーの人は注意
◆主な作用
リラックス作用
不眠症
鎮痛作用
(頭痛、歯痛、筋肉痛など)
生理痛・生理不順・更年期障害
にきび、やけど、虫さされ
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甘い香りの香りのカモミール・ローマン

とても高価な精油ですが、それだけの効果があると思います。
カモミールにはローマンとジャーマンがありますが、精油として香りがいいのはローマンの方です。お間違えのないように。
ジャーマンはカモミールティーとして楽しみます。まだ試したことはないですが。ローマンはお茶にすると美味しくないそうですよ。
カモミールという名は、「大地のリンゴ」を意味するギリシャ語の「kamai」と「melon」に由来しています。

日本でも「カミツレ」と呼ばれて古くから愛されてきたハーブです。
髪に良いとされ、シャンプーの原料などにも使われていますね。
病気の植物の近くに植えると植物が健康を取り戻すことから、「植物のお医者さん」と呼ばれていますが、カモミールが力を発揮するのは植物に対してだけではありません。
鎭痙作用、鎮痛作用、駆風作用に優れ、子どもから大人まで幅広い年齢層で使える穏やかな精油です。
寝つきが悪い時にも
眠れないのは辛いですよね。しっかり眠れないと疲れも取れません。
ほんのり甘い香りは、寝つきが悪い時におすすめ。
誘眠作用があるので、リラックスしてゆっくり眠れるでしょう。
ティッシュに1滴たらして(高価なので1滴!)、枕元に置いて下さいね。

かゆみ止めに最適

私自身が一番カモミールの効能を感じたのはかゆみどめとしてですね。
ラベンダーとカモミール・ローマンでかゆみ止めジェルを作りました。
乾燥肌なので、冬は特にかゆくなります。
いったんかゆくなると、おさまるまでかいてしまうので、そんな時はカモミールジェルの出番です。
かゆい部分にジェルを塗ると、すーっとかゆみが引いていくから不思議です。
高価なアロマですが、それだけの価値があると思います。
かゆみ止めジェル
肌が乾燥して痒くなる方は、かゆみ止めのジェルを常備しておくと便利です。
<材料>
- 水溶性ジェル 小さじ1
- カモミール・ローマン 1滴
- ラベンダー・アングスティフォリア 1滴
これを作って、クリーム容器などに入れておくと、痒い時にいつでも塗ることができます。たっぷり使いたい方は、量を増やして作ってみてください。
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甘い香りは痛み止めにも

それから痛み止めの作用もとても役に立ちます。
痛みを和らげる作用のあるアロマは、ウィンターグリーンやペパーミントなどわりとはっきりした香りのものが多い中でこのカモミール・ローマンはやさしい香りで痛みを和らげます。
私個人は、筋肉痛などよりも生理痛や頭痛に良いと思っています。
生理痛には、クラリセージと組み合わせて。
頭痛にはカモミール単品でもいいし、リラクゼーション効果のあるラベンダーやサンダルウッドなどもあいますね。
植物オイルまたは水溶性ジェルで薄めて痛いところに塗って下さい。
オイルよりはジェルを使った方がおすすめ。べたつかないのと、浸透率はオイルの6倍です。
手作り化粧水にもおすすめ

スキンケアにもとてもいいアロマなのでお肌の弱い方、乾燥肌の方にはとてもおすすめです。
カモミール・ローマンで化粧水を作ればお肌にとても優しい化粧水ができるでしょう。
顔だけでなく、全身に使えますよ。
<材料>
- グリセリン 少々
- カモミール・ローマン 5滴
- ローズウッド 8滴
- ゼラニウム 7滴
- 精製水 100ml
お肌の弱い方は、ゼラニウムの代わりにラベンダーでもいいかもしれません。甘い香りの肌にやさしい化粧水が出来ます。

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