ラベンダーのアロマは効能がとても多くて、1本で何役もこなしてくれる優秀なアロマですが、日焼けしてしまったときのアフターケアにもラベンダーをぜひ使って欲しいと思います。
ラベンダーは火傷の治療などにも使われます。私も料理をしていてうっかりちょっとしたやけどをしてしまったときなど、すぐにラベンダーを使います。
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日焼けのケアにはラベンダー

やけどをした箇所にラベンダーを原液で塗ります。すると、ちくちくするような痛みが引いて、やけどの跡も消えるのが早いんです。傷の回復を早めてくれるんですね。
※ただし、小さな軽い火傷に限って、です。重篤なものはもちろん医者に行って下さい。
やけどにいいということは、日焼けにもいいんですよ。日焼けは一種のやけどですから。
日焼け止めを塗り忘れて外出してしまった、または、思ったよりも日差しが強くて日焼け止めを塗り直さずにいたら日焼けしてしまった、という時に、帰ってきたらラベンダーでアフターケアをして上げましょう。
◆ラベンダージェル
・ラベンダー 2滴
・水溶性ジェル 小さじ1
広範囲に塗りたい場合は分量を増やして下さい。
日焼けしてしまった、と思うところにラベンダーのジェルを塗ってみて下さい。肌のほてりが治まって、回復を早めてくれます。
私はうっかり日焼けしてしまうと水ぶくれが出来るタイプなので、なんとしても炎症を抑えなくてはいけない!と思って、ラベンダーでケアしています。
早めに塗ってあげることで、かゆみも抑えることが出来て、一石二鳥です。
アロマテラピーはやけどから始まった

香りを暮らしの中で役立てる、ということは古代から行われていたことです。
宗教儀式に使われたり、香油として使われたり、ミイラ作りなどにも使われていました。
中世の頃になると精油の蒸留法が確立されたことから、香料としての利用が盛んになります。
それが、今の「アロマテラピー」という形で利用されるようになったのは、ごくごく最近のことなのです。
フランスの化学者であるルネ・モーリス・ガットフォセという人が、香料としてのラベンダーの研究をしている最中に、やけどをしてしまいます。
そのやけどした手をラベンダーの精油につけたところ、傷の治りが早かったことから、彼は「Aromatherapie」という造語を作り、香料の治療特性などを研究し始めます。
これがアロマテラピーの始まりなんですね。
もしガットフォセがやけどをしていなかったら、アロマテラピーの発展はもっと遅かったかもしれないですね。
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