食欲を増進するアロマはいくつもありますが、「食欲抑制作用」と書いてあるものはないです。
が、食欲が増えてしまう原因から考えて、暴飲暴食を抑えるためのアロマならあります。
お腹が大して空いていないのに、何か食べたいと思う時は、気持ちをコントロールしたほうがいいです。
よく、「食欲を抑えるアロマ」で検索するとグレープフルーツの精油が紹介されていますが、グレープフルーツはどちらかというと食欲増進作用なので、ご飯食べたくなりますよ。
<スポンサードリンク>
生理前になると食欲が増してしまう時には女性ホルモンをサポートするアロマ
.jpg)
女性はホルモンバランスが乱れると様々な不調が現れます。
生理前になると黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が増えますが、妊娠に備えて「溜め込む」時期。
また、血糖値が下がることから甘いものを食べたくなる人が多いです。
生理前や生理中は、女性ホルモンの影響で血糖値が下がるので、甘いものが無性に食べたいと感じる方が多くなるんです。また、この時期は妊娠に備えて脂肪や栄養、水分や塩分を体に蓄えようとするので食欲が旺盛になるんですね。
「生理前の困った食欲対策!」
こればかりはホルモンのせいなので、意思の力ではどうにもなりません。
だから、アロマの力を借りるのです。
女性の不調といえばクラリセージ
生理前のイライラを鎮めるにはクラリセージですね、やっぱり。
ほんのり甘い、スパイシーな香りのハーブの精油です。
私は正直、あまり好きな香りではないですが、生理前になるとクラリセージがいい〜!という女性は多いですよ。
イライラした時にティッシュに垂らして嗅いでみてください。
甘みのあるスパイシーなアニス
アニスは種から採れるアロマ。
ほんのり甘さのあるスパイシーな香りで、生理前のイライラを和らげます。
元気をくれるフェンネル
フェンネルは甘みのあるハーブ調の香りで、気持ちが塞ぎがちな時にも元気をくれるアロマ。
気持ちを明るくしてくれるので、生理前のどか食いを防げるでしょう。
ストレスでどか食いしたい時には、リラックス作用のあるアロマを!
ストレスのせいで食欲がなくなる人もいれば、逆にどか食いしたくなってしまう人がいると思います。
そんな時にはアロマでリラックスしましょう。
自分が好きな香りでリラックスできる精油ならなんでもいいのですが、リラックス作用の高い精油をいくつかご紹介しましょう。
甘い香りのローズウッド
ローズウッドは木材から採れるアロマですが、甘い香りがとてもリラックスできます。
ほんとに、心安らぐ香りなので、疲れている時にぜひ使ってみて欲しいです。
ホルモンバランスも整えるゼラニウム
ゼラニウムもホルモンバランスを整えながらリラックスさせてくれるアロマ。
ゼラニウムはメーカーによって香りが微妙に違うので、色々嗅いでみるといいと思います。
学名を見ますと、
- Pelargonium odoratissimum(ペラルゴニウム オドラッティシムム)
- Pelargoniumu graveolens(ペラルゴニウム グラウェオレンス)
というのがあるのですが、graveolensの方がバラっぽい香りだと思います。
個人的には、こちらの方が好き。
まさに南国の香り、イランイラン
イランイランは非常に濃厚な香りで、南国っぽい感じのアロマ。
「貧乏人のジャスミン」なんて失礼な別名がついているんですけど、高価なお花の精油の中でもリーズナブルだから。
好き嫌いは分かれると思います。私は苦手です。
私は単品で使うことはまずないのですが、この濃厚さが、食欲を減退させますね。
リラックス効果は高いんですよ。ですからこの甘い香りが好きな方には本当に心安らぐ香りだと思います。
食欲を抑えたいならなぜ食欲が増しているのかを考えること
食欲ってのは生きる本能ですから、お腹がすいたら食べたくなるのが普通。
しかし、お腹が空になっていないのに異常に食欲を感じるときは、
- 睡眠不足
- 疲労
- ホルモンバランスの乱れ
- ストレス
などが原因になっていることが多いわけです。
また、甘いものばかり食べていて血糖値が乱高下している時もお腹がすいたと感じやすくなります。
だから、最近食欲が抑えられなくて困るという時には、まず自分の生活習慣を見直してみてください。
その中から原因を探して、対応するアロマを考えましょう。
よく眠れなくて食欲ホルモンのグレリンが増えているのかもしれないし。だったら、アロマでぐっすり眠ればいいですよね。
私の場合は何を使ったらいいだろう?と迷ったら、アロマ相談を利用してみてください。
<スポンサードリンク>