フランキンセンスは、宗教儀式にも使われていただけあって、心に染み入る、奥深い香りです。
瞑想にももってこいの香りのなので、家でじっくりと香りと向き合いたい人に、ぜひ使って欲しい精油です。
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フランキンセンスの特徴、歴史
Frankincense | ||||||||
学名:Boswellia cartelii/Boswellia thurifera 科名:カンラン科 抽出法:水蒸気蒸留法 抽出部位:樹脂 産地:中国、中東、エチオピア、イラン、レバノン、ソマリア、エジプト、スーダン、フランス、アラビア 主成分:α-ピネン、シメン、リモネン、ベルベノン、ツヨン |
◆主な作用
- 細胞成長促進作用、収れん作用
(しわ、たるみの改善) - 浄化作用
(こころと体をゆったりと和ませる) - 抗菌作用
(呼吸器、咳) - 消化促進作用、消毒作用
和名は乳香(にゅうこう)といい、古代では黄金と同じくらい価値の高かった芳香植物です。
聖書にも登場するほど歴史は古く、東方三賢人から幼子イエスに贈られたものとして知られています。
古代エジプトでは若返りのパックの材料としても使われていました。
フランキンセンスの効果効能

心の奥深くにしみ渡る香りは、じっくり考え事をしたいと気に向いていますよ。そして、スキンケアにも有用な香りです。
女性にはとても人気のある香りですね。
咳を鎮める
咳を鎮めたり呼吸器に対して有効であり、喘息や気管支炎などにも良いとされています。
深い鎮静効果
とてもリラックスできる、深みのある香り。
ストレスによって呼吸が浅くなっている時にも効果を発揮します。深い呼吸を促し、気持ちを落ち着けてくれます。
古代から宗教儀式に使われてきただけのことはあります。
肌への効果
フランキンセンスは老化が気になる肌、特にしわに効果があるとされています。年齢肌用の化粧品などに使われていることも多いですね。
収れん作用もあり、皮膚を引き締める作用が期待できるので、気になるたるみにも使って欲しいと思います。
皮脂のバランスを保ち、皮膚の炎症などにも良いとされています。
フランキンセンスの使い方
クリームに混ぜて使うと、エイジングケアクリームの出来上がり。
ニールズヤードレメディーズの、フランキンセンスのクリーム、いいんですけど買うと高いので、自分で作ってみましょう。
小さじ1杯の無香料クリームに対して、フランキンセンスを2滴入れます。
アンチエイジングクリームのレシピ
- 無香料のクリーム:大さじ2
- フランキンセンス:3滴
- パチュリ:2滴
- ゼラニウム:3滴
- ローズウッド:2滴
循環をよくするパチュリをいれてみました。
ニキビが気になる時はプチグレン、かゆみが気にある時はカモミール・ローマンなどをブレンドするとよいでしょう。
フランキンセンスと相性の良いブレンド
パチュリ、レモン、オレンジスイート、グレープフルーツ、ゼラニウム、ラベンダー、ペッパーなど。
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