精油は生き物です。生ものです。
ですから保管方法を間違えると、すぐに劣化します。
せっかく買った精油を最後までいい香りのまま使えるように、正しい保管方法で保管してください。
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精油の正しい保管方法

精油は開封した瞬間から劣化していくので、少しでも酸化を遅らせるようにすること、それが新鮮な香りのまま使うコツなのです。
蓋をしっかり閉める
精油は揮発性があるので、どんどん劣化、蒸発してしまうんですよ。
ですから、しっかりと蓋を閉めて置くことが大切です。
特に柑橘系は、酸化するとどんどん香りがフレッシュでなくなってしまうので、使うたびにしっかりと蓋を閉めてくださいね。
蓋を閉めても完全に密閉できるわけでもないし、真空になるわけでもないのですが、できるだけ酸素が入り込まないように注意するってことです。
縦にして置く
精油のビンは縦にして置くのが基本です。
何故ならば、精油のドロッパー(精油が出てくるところ)はプラスチックだからです。
精油の原液はプラスチックを溶かすことがありますから、ずーっと触れているのは良くないです。
横にすると精油の原液がドロッパーについたままになってしまうでしょう。それは危険なので、必ず縦にして保管してください。
直射日光を避ける
精油が青や緑、茶色のビンに入っているのは、光を防ぐためなんです。これを遮光瓶といいます。
直射日光が当たると劣化が早くなりますから、「おしゃれだわ」なんてうっかり窓辺に並べたりしないでくださいね。
冷暗所に置く
精油は涼しくて暗い場所、冷暗所が好きなのです。
温度の変化が激しくないところ、そして湿気も少ないところです。
家の中でいうと、
- キッチン
- 浴室
- 洗面所
などはあまり良くないと思います。湿気も多いし、温度の変化が激しいですよね。
じゃあ冷暗所ってどこよということになりますが、
- 直射日光が当たらない
- 涼しい
こんな条件のある場所です。
キッチンでも、コンロやシンクから遠い収納棚などだったら、日光も当たらないし温度変化も少ないかもしれないですね。
リビングや寝室でも、極端に暑くなるような部屋でなければ大丈夫です。
「冷」という文字がついているからといって、冷蔵庫に入れる必要はありません。
子供やペットが届かないところに置く
お子さんやペットがいる家庭は本当に気をつけてくださいね。
子供は何でも口に入れるし、犬や猫が舐めてしまうのも心配です。
手に持てるサイズだから、持ったら何となく口に入れたくなるし・・・。
ちょっと舐めたくらいで重大な事故にはならないと思いますが、舐めていいものではありません。特にペットは体が小さいので、精油の影響も大きいです。気をつけてください。
また、目に入ったりすると危険です。
棚に入れるのであれば、ドアに鍵をかけられるところか、子供の手が届かない(踏み台などに乗っても届かない)くらいの高さのところにしまうようにしてください。
火気厳禁!
精油は油ではないのですが、引火性があります。
火がつきます。
ですから、コンロの付近には置かないようにしましょう。
冷暗所に保管していれば火がつくような心配はないと思いますが、「燃える」可能性があるということを覚えておいてください。
せっかく買ったんですもの、最後までフレッシュな香りのまま使えるように、正しい保管方法を守って保管してくださいね!
精油は生ものですから。
精油は劣化しないように正しく保管する
精油はとてもデリケートなので、保管方法に気をつけましょう。
- 蓋をしっかり閉めて縦に置く
- 直射日光を避けて冷暗所で保管する
- 火気厳禁
- ペットや子供の手に触れないようにする
以上の方法を守って保管し、最後までフレッシュな状態で使いたいものです。
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