Putitgrain | ||||||||
学名 Jasuminum officinalis(ヤスミヌム オフィキナリス)
科名 モクセイ科 |
濃厚な甘い香りが特徴のジャスミン。
好き嫌いは分かれるところです。
ジャスミンが好きな女性は、とてもパワフルで元気がありますね(私の個人的な感想ですが)。
甘くフローラルな香りですが、とてもパワーがあります。
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アブソリュートと呼ばれる理由

ジャスミン・アブソリュートと呼ばれるのは、「有機溶剤抽出法」という方法で精油を採るからです。
厳密に言いますと、精油というか、溶剤に香りを移しているわけですね。
昔は豚の脂などに花びらをのせて香りを移し、それを何度も繰り返して最後に脂を取り除くことで香りをとっていました。
今はこの方法ではコストも時間もかかるので、溶剤を使うわけです。
この方法で採られた精油を水蒸気蒸留法と区別して、あえて「アブソリュート」と呼ぶんです。
肌が弱い人は気をつけて
ジャスミンはトリートメントにはあまり使わない精油ですが、それは価格のこともあるし、溶剤のことがあるからです。
極わずかに溶剤が残っていることがあり、まあたいていのお肌は大丈夫なんですけど、弱い方は稀にトラブルが起こることも。
パッチテストは必須です。
1滴のパワーがすごい精油

ジャスミンはリラックス作用が強いんですけど、リラックスを通り越して「破壊力」に近いと思っています、私は。
[st-kaiwa1]とにかく1滴のパワーがすごい。[/st-kaiwa1]
精油って揮発性が高いので、香りが持つのは数時間です。柑橘系などはとくに飛ぶのが早いです。
しかしジャスミンは1日経っても香りが残っている。すごいです。
ただ、いい香りのままで残っているわけではないので、良い香りのうちに片付けた方がいいですけどね。
マッサージオイルの濃度は0.5%以下に
マッサージオイルを作る時は1%の濃度が目安(小さじ1のオイルに精油1滴)ですが、1%では濃すぎます。
ジャスミンの香りは本当に強いので、マッサージオイルを作る時は0.5%以下にした方がいいと思います。
憂鬱な気分を吹っ切り、自信をもたらす

ジャスミンは深い悲しみや不安といった気持ちを和らげて元気をくれる精油です。
深く気持ちが落ち込んでしまった時にこの濃厚な香りを嗅ぐと、気持ちが明るくなり、自信をもたらしてくれるでしょう。
持ち歩きのできる練り香を作ってみよう
シアバターなどと混ぜて練り香を作っておくといいですよ。
元気が欲しいなという時に手首の内側などに塗ってそっと嗅いでみてください。
香りが強いので、シアバター大さじ1を湯せんで溶かし、そこにジャスミンを1滴加えてみてください。
そのまま放置しておけばシアバターはまた固まります。
分娩促進にも良いといわれる

ジャスミンには陣痛を促進する働きがあるといわれています。
子宮の収縮をサポートして、出産を促すんです。
この話を聞いたのが1人目を産んだあと。2人目を生む時には絶対に試してみよう!と思っていたのです。
そして、2人目の臨月になった時に、高価なジャスミンを買いましたよ。
出産の時に持っていけるようにマッサージオイルも作って。
そして迎えた出産当日。
陣痛がきたのは夜中の3時頃。急いで病院へ行って、陣痛の間にジャスミンオイルを塗ろうと思ったら・・・
塗る間もなく陣痛は進み、あっという間に生まれてしまいました。
せっかくジャスミン買ったのに、試すことができなかったのでした。
スピード出産だったのは、臨月に入ってから飲んでいたラズベリーリーフのお茶のおかげだったのかもしれませんけどね。
もしこれから出産する方で試してみたい!と思う方は、病院と相談して、OKが出れば陣痛の時に塗ってみてもいいかもしれませんよ。
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