5月病に良いアロマはありますか、とご質問をいただいたのでお答えします。
5月病に良いアロマのおすすめについては、こちらの記事でもお話ししています。
元気がない時にアロマを使うのはもちろんいいのですが、その前に2つ考えて欲しいことがあります。
それは、今の自分の心の状態と、これからどうしたいのかってことです。
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今の心の状態を正しく把握しよう
5月病に良いアロマを使えば元の状態に戻るか。
というよりも、まずは今自分の心がどの位置にあるのかを見極める必要があると思います。
どういうことかというと、
- いつもよりちょっと落ち込んでいるくらいだから、少し頑張れば元に戻せるのか
- マイナスの状態にあって、まずはゼロに戻す必要があるのか
どのくらいのストレスが溜まっているのか、例えばゼロを起点として、今マイナス50くらいになっているとしましょう。
いい香りを嗅いでマイナス10くらいまで回復したとしても、まだ充分じゃありませんよね。このくらいの疲労レベルだと、いい香りを嗅いだくらいじゃ無理。
しっかり睡眠をとるとか、栄養のあるものを食べるとか、他の方法も組み合わせないと元気が出ません。
では、元気がいっぱいの状態を100とした時に、今が50くらいだとします。
好きな香りを嗅いで70〜80くらいまで回復したとすれば、かなり元気を感じられる。
満点ではないけれど、リフレッシュできたなあと感じるはずです。
だから、今の時点がどのくらいのレベルなのかということを自分で理解しないと、アロマでどうにかなるのか、そのくらいじゃどうにもならないのか、判断がつきません。
ストレスチェックをしてみよう
それでは、次のリストで当てはまるものがいくつあるかチェックしてみてください。
- 風邪をひきやすくなった、風邪が治りにくい
- 手足が冷える
- 手汗、脇汗をよくかく
- 息苦しさを感じる
- 動悸がする
- 胸が痛くなことがある
- 頭が重い
- 目が疲れる
- 鼻が詰まる
- めまいがする
- 立ちくらみがする
- 耳鳴りがする
- 口の中が荒れる、口内炎がよくできる
- 喉が痛くなる
- 舌が白くなっている
- 食欲がない、好きなものでもあまり食べたくない
- 胃がもたれる
- お腹が張る、お腹の調子が悪い
- 肩が凝りやすくなった
- 背中や腰が痛い
- 休んでも疲れが取れない
- 何もしていないのに体重が減った
- 疲れやすい
- 朝目覚めが悪い、起きられない
- 仕事をやる気が起きない
- 寝つきが悪い
- よく夢を見る
- 夜中に目がさめる
- 人付き合いが面倒に感じる
- すぐにイライラする
さて、いくつ当てはまりましたか?
20個以上当てはまったら要注意です。
ストレスが溜まっているなと思ったら、どのくらいのレベルなのかを自分で把握できるようにする。
本格的に心が病気にならないために必要なことです。
自分がどうしたいのかを考えてみる
5月病になる原因はいろいろあるし、5月病になったことが「悪いこと」ではありません。
そんな自分を「ダメだ」と思ってはいけない。自分を責めても何にもなりません。
そうではなくて、今一度自分が何をしたいのかを考えてみるといいと思うんです。
社会人になって仕事を始めて5月病になってしまった人は、この会社に入って自分は何をしたかったんだろう、5年後、10年後はどうなっていたいのか、ということを考えてみる。
新しい学校に入って5月病になってしまった人は、その学校で何をしたかったのか、学校を卒業したらどんな方向へ進みたいのか。
もっと、気持ちを前に向けてみてほしい。
疲れていると難しいかもしれないけれど、ストレスが溜まった今の状態から早く抜け出すために、意識を前に向けましょう。
なんで5月病になるのか。予防するためには
5月病は「病」という字がついていても、病気ではありません。
色々なストレスが原因で、体調が悪くなったり、気分が落ち込んだりすることですが、5月に多いから5月病というのであって、最近では長期休み明けの9月にもみられることから9月病という言葉もあるくらいです。
たまたま多い時期の名称がついているだけでストレスで体調が悪いってのは1年中みられること。5月だからじゃありません。
原因はストレスだから、ストレスを溜めすぎないことが大事なのです。
ストレスは誰でも感じること。ストレスなしに生きていくことはできません。
だから、「溜めすぎないこと」が大事なんです。
そのためのアロマテラピー!
毎日帰ってきたら、寝る前のアロマタイムで心のお掃除をしてください。
いい香りを嗅いで、気持ちを和らげてください。
ほんの数分でいいんです。
自分の心をコントロールするために、アロマテラピーを活用してほしいと思います。
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