Palmarosa | ||||||||
学名 Cymbopogon martini 科名 イネ科 抽出法 水蒸気蒸留法 抽出部位 葉 産地 インド、ジャワ、セイシェル諸島、マダガスカル、アフリカ、南米 主成分 ゲラニオール、シトロネロール、ファルネソール、シトラール、シトロネラール、酢酸ゲラニル、リモネン |
パルマローザはとっても優しい、甘い香り。心が本当に安らぎます。
ゼラニウムと成分が似ているので、香りも似ています。
精油が採れるのはゼラニウムと同じく葉っぱなのですが、とても甘い香りがするので、リラックスタイムにも是非使って欲しいアロマです。
その香りの良さとローズよりは安価なことから、香水などでもよく使われています。
スキンケアに役立つアロマなので、1本持っておくと便利ですよ。
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リラックスしながらも心を明るくする香り

パルマローザのいいところは、甘い香りでリラックスするだけでなく、心を明るく、前向きにさせてくれる働きがあることだと思います。
甘さの中にも、ほんのりと爽やかな感じのする香りだなと。イネだからかな。
ストレスがたまっていて、癒されたいというよりは元気が欲しい!と思うような時に向いていますね。
心をほぐしながらも、さあもうひと頑張り!というパワーをもらえます。
食欲がない時にも
体調が悪いわけではないけれど、ストレスがたまっていると食欲が出なかったりしますよね。
そんな時にもパルマローザが役に立ちます。
パルマローザはストレス性の食欲不振に良いといわれていますから、心と同時にお腹も元気にしてくれるんですね。
食欲ないのに無理に食べられないでしょう?
そんな時はまず心を整えましょうよ。
パルマローザを嗅ぎながら、本を読むとか、ストレッチしてみるとか、少し気分転換をしてみて欲しい。
きっと体も元気になります。
芳香浴でリラックス
心が疲れていたら、芳香浴で気持ちを和らげましょう。
アロマランプやアロマポットがあればそれを利用し、なければティッシュにたらすだけでもOKです。
- パルマローザ 2滴
- ベルガモット 1滴
甘さの中にもベルガモットのほろ苦さがプラスされ、心安らぐブレンドです。
乾燥肌や年齢肌に

パルマローザの主成分はゲラニオールなので、抗菌作用に優れているんですね。
それで、肌を清潔に保つ働きがあり、皮脂と水分のバランスも取ってくれるので、乾燥肌に向いていると思います。
私も化粧水を手作りする時には、必ずといっていいほど使う精油です。酒粕ローションを作った時にも加えてみました。
>こちらの記事もどうぞ。『酒粕ローションにアロマをプラスしてみた』
また、肌の成長を促す働きがあるので、しわやたるみが気になる年齢肌にもおすすめなのです。
ローションを作るのが面倒な時は、お手持ちのクリームにプラスしてもOK。
小さじ1あたり、1滴足してよく混ぜて使ってみてください。
パルマローザのローション
グリセリンと精油を常備しておけば、いつでも簡単に化粧水が作れます。
<材料>
- グリセリン 5ml
- パルマローザ 10滴
- マンダリン 5滴
- ローズウッド 5滴
- 精製水 95ml
<作り方>
- 清潔なボトルにグリセリンを入れます。
- 精油を入れて、よく振り混ぜます。
- 最後に精製水を入れてふたをし、さらによく振り混ぜます。
グリセリンの量は小さじ1杯ですが、べたつく感じがあればほんの少々でも構いません。
精油は水に溶けないので、グリセリンやアルコールなどに溶かしてからでないと水と混ざりません。順序を守って材料を入れてくださいね。
私は精製水を買うのが面倒で浄水器の水を使っていますが、今のところ特にトラブルなどはありません。
精油自体に抗菌作用があるのでそれほど短期間で腐敗したりしませんが、防腐剤は入っていません。早めに使い切ってください。
私は顔や身体に使って、だいたい10日くらいで使い切っています。
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