Fennel | ||||||||
学名 Foeniculum vulgare(フォエニクルム ウルガレ) 科名 セリ科 抽出法 水蒸気蒸留法 抽出部位 全草、種子 産地 フランス、ハンガリー 主成分 trans-アネトール、チャビコールメチルエーテル、フェンコン、 α-フェランドレン |
セリ科のアロマはお腹にいいものが多いですね。このフェンネルものその一つ。ハーブティーとしてもとても役に立ちますが、アロマとして使うと、女性の不調もサポートしてくれる香りなのです。
なんというか、とても元気をもらえる香りなんですよ、フェンネルって。
甘い香りなんですが、少し草のような、ハーブっぽさもあって、独特な香りです。
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漢方でも使われているハーブ

フェンネルには「茴香(ういきょう)」という別名があり、漢方でも使われている生薬なんです。
お腹の調子を整えるのはもちろん、古代中国では蛇の噛み傷にも使われていたのだとか。
古代エジプトでも健胃薬として使われていて、古くから世界中で利用されてきたハーブなのです。
アロマが採れるのは、花と茎葉、種子からです。メーカーによって抽出部位が「種子」のものもあれば、「全草」となっているものもあります。
便秘を解消する

お腹の調子を整えるアロマは色々ありますが、フェンネルは消化を促進してくれるアロマ。
特に、ストレス性の消化不良に効果的。疲れがたまると便秘がちになる人に是非使って欲しいアロマです。
ストレス性の便秘に
マッサージオイルを作ってお腹の調子を整えて上げましょう。
- ホホバオイルなど 小さじ1
- フェンネル 1滴
- バジル 1滴
これをよく混ぜてお腹に塗り、時計回りにマッサージしてください。腸の上をやや強めに押して刺激すると、腸の動きが良くなりますよ。
女性の不調を和らげる

フェンネルに含まれているtrans-アネトールという成分が、女性ホルモンと似た働きをするので、
- 生理痛
- PMS(月経前症候群)
- 更年期障害
など、女性の不調に幅広く作用します。
イライラする時には香りを嗅ぐだけでもとても有効ですし、お腹が痛いときなどはマッサージオイルを作って塗るといいですよ。
- ホホバオイルなど 小さじ1
- フェンネル 1滴
- ラベンダー 1滴
これをお腹や腰に塗って、ゆっくりマッサージしましょう。その後に、カイロや湯たんぽなどで温めてあげると痛みも和らぎます。
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