Arvensis mint | ||||||||
学名 Mentha arvensis(メンタ アルウェンシス)
科名 シソ科 |
アルベンシスミントは「ハッカ」の香り。
ペパーミントよりもクリアな香り。
シャープな香りを求める人におすすめです。
痛み止めとしても使えるし、掃除にも便利。
アルベンシスミントの禁忌
ケトン類を含んでいるので、乳幼児と妊産婦はトリートメントに使わないようにしてください。
芳香浴だったら大丈夫です。
ただし、妊娠中は体調が普段と違うので、好きな香りでも受け付けないことがあります。
気分が悪かったら芳香浴もやめてください。
クリアでシャープな香りのアルベンシスミント
ミントの精油はたくさんありますが、その中でも非常にシャープな香りなのがアルベンシスミントです。
それはなぜかというと、含まれているメントールの量が多いから。
メントールが75%くらい含まれているから、他のミントと比べてスースー感をより強く感じます。
単品で嗅いでも分かりづらいかもしれないけれど、ペパーミントやスペアミントとかぎ比べるとよく分かります。
ミントの香りが好きな方は、ぜひ色々嗅ぎ比べてみてください♪
アルベンシスミントは痛みを和らげる働き

ペパーミントにも鎮痛作用がありますが、アルベンシスミントの方が上ではないかと思っています。
そいでもって、ペパーミントよりも精油が安い。
だから、アルベンシスミントの方が使い勝手が良い。
ということで、肩こりジェルなどには、ペパーミントよりもよく使っています。
肩こりジェル
精油はオイルで薄めて体に塗りますが、服が汚れるからあんまり好きではなくて。
私はジェルを使っています。
水溶性ジェルの方が精油の浸透が良いということはアロマ環境協会の会報誌でも読んだので。
- 水溶性ジェル 小さじ1
- アルベンシスミント 1滴
- レモングラス 1滴
- ウィンターグリーン 1滴
これで肩こりジェルの出来上がり。
濃度は3%なので、お肌が弱い人は必ずパッチテストをしてください。
※肌に使う前には必ずパッチテストを!
腕や脚の内側など皮膚の柔らかいところに精油を混ぜたクリーム、オイルなどを塗って一晩おき、赤み、かゆみが出ないかを調べます。
アルベンシスミントでリフレッシュ

ペパーミントよりもシャープな香りだから、仕事で疲れた時、頭をシャキッとさせたいときに使うといいと思います。
ミントスプレーを作ってみよう
アルベンシスミントだけでもいいですけど、少し柑橘系の香りをプラスして、爽やかなスプレーを作ってみましょう。
*材料*
- 無水エタノール 少々
- アルベンシスミント 5滴
- レモン 5滴
- 精製水(または水道水) 50ml
*作り方*
- スプレーボトルに無水エタノールを入れます。
- 精油を加えてよく振り混ぜます。
- 最後に水を加えて蓋をし、さらに良く混ぜます。
朝起きたときに部屋の中にスプレーするとか、仕事で疲れたときにリフレッシュするために使ってみてください。
肌につけるのでなければ、水道水で作っても大丈夫です。
お掃除にも使えます
上記のスプレーを全部アルベンシスミントにして、ついでに重曹も入れてしまえば、お掃除用のスプレーになります。
これが結構便利でして。
私はガスコンロの掃除に使っています。
精油は引火性がありますから火気厳禁です。十分乾かして、エタノールや精油が揮発してから火を使うようにしてください。
もし心配だったら上から水拭きするといいです。
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