ハーブティーでも人気のレモングラス。レモングラスは、レモンとは全く関係のない、稲のような草ですが、爽やかなレモンの香りがします。
柑橘系よりも香りが飛びにくく、爽やかで、なおかつ体にも色々と使える便利な精油。
特に、肩こりやむくみを感じやすい人に、使って欲しい精油です。
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レモングラスのプロフィール
Lemongrass | ||||||||
学名:Cymbopogon citratus(キンボポゴン キトラトゥス) 科名:イネ科 抽出法:水蒸気蒸留法 抽出部位:葉 産地:ブラジル、西インド諸島、スリランカ、中国、アメリカなど 主成分:シトラール(ゲラニアール+ネラール)、シトロネロール、ゲラニオールなど |

レモンの香りはしますけど、レモンとはまた違うんですよね。ハーブだから、青臭い。草の香りが混ざっている感じです。
でもその草っぽさがいいのかな。
精神的な疲労を感じているときは、とても元気をくれる香りです。
インドが原産ですが、今では中国や東南アジア、スリランカに至る広い地域で栽培されています。
インドでは、数千年にわたって利用されてきた植物で、熱を下げたり、感染症などの薬としても使われていました。
仕事が終わった後の芳香浴にレモングラス
今日は忙しくて本当に疲れた。家に帰ってきてもご飯を作る元気すら出ない時があると思います。
そんな時は、レモングラスの出番!心にエネルギーをくれる香りです。
5分でいいから、一息つきましょう。
ティッシュにレモングラスを垂らして芳香浴をしてみてください。
レモングラスだけでもいいですが、ユーカリとかローズマリーを足してみてもいいかも。
心のモヤが晴れていくような感じがしますよ。
レモングラスは筋肉痛とか肩こりにも

レモングラスは血管拡張作用があるので、循環をよくしてくれるアロマなんです。
で、肩こりとか筋肉痛が起きている時って、巡りが悪くて流れが滞っていることが多いんですね。
だから、レモングラスで循環をよくしてあげると、体がスッキリするんです。
痛みも和らげてくれるから、肩こりがつらいなあという時とか、歩きすぎて筋肉痛だよ、なんて時に使うのがオススメ。
レモングラスとローズマリー・カンファーとブレンド
体に使うんだったら、ローズマリー・カンファーとのブレンドがやっぱりおすすめですね〜〜〜。
ローズマリー・カンファーは筋肉弛緩作用といってこわばった筋肉を和らげてくれる働きがあるんです。
循環を良くするレモングラスとの組み合わせは最強だなあ。
肩こり、腰痛、筋肉痛。大抵の筋肉の痛みには使えますよ。
◆マッサージオイル
- ホホバオイル 小さじ1
- レモングラス 1滴
- ローズマリー・カンファー 1滴
これを混ぜて痛みが気になるところに塗ってマッサージしてみてください。
レモングラスで虫除け

最近は天然素材で作られた虫除けも人気ですけど、よくレモングラスが使われているのをご存知でしょうか?
レモングラスにはシトロネラールという成分が含まれているのですが、これがね、虫が嫌う香りなんですね。
人にとってはいい香りでも、虫は嫌い。だから、レモングラスを使ったアロマスプレーを作っておくと、ルームコロンとして楽しみながら、虫除けもできてしまうということです。
虫除けスプレーの作り方
◆材料
- グリセリン 少々
- レモングラス 10滴
- ゼラニウム 10滴
- 精製水 100ml
- スプレーボトルにグリセリンを少々入れて、そこに精油を加えます。
- よく振り混ぜたら精製水を加えて蓋をし、さらによく混ぜます。
私はお肌が弱いので、スプレーを作るときにエタノールは基本的に使いません。
グリセリンを使ったので、お肌にも使えますが、念のためパッチテストをしてくださいね。
※パッチテストとは
腕や足の内側など皮膚の柔らかいところに精油を薄めて塗り、一晩放置します。赤みやかゆみなどトラブルが出ないことを確認してから肌に使いましょう。
脂性肌のトナー(化粧水)としても
レモングラスは皮脂の分泌を調整してくれるので、ベタつきがちな脂性肌(オイリー肌)のケアに向いています。
とはいえ少々刺激のある精油なので、お肌が弱い人は必ずパッチテストをすることと、顔に使う場合は濃度を0.5%からにしてみましょう。
100mlの化粧水を作るときに精油20滴で1%になりますから、半分の濃度で。
上記でご紹介したスプレーのレシピはそのまま収れん化粧水として使えます。
お手入れの最後に、コットンにつけてパッティングしてみてください。
レモングラスで心と体を元気に!
爽やかなレモンの香りですが、光毒性がないので、使いやすい精油です。
気分をリフレッシュしたり、心にエネルギーをくれる香りですし、肩こりなど体のトラブルにも使える、便利な精油。
1本持っておくと便利ですよ。
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